プラズマとは比較的自由に動きうる荷電粒子の集まりであり、金属中の伝導電子系から高密度天体物質までを含みます。
量子統計力学（特に Wigner 演算子）に基づいてプラズマの運動論、線形応答、ゆらぎと相関、電磁場との相互作用などを議論します。
[参考書 ]
・S.
Ichimaru,
Statistical Physics of Dense Plasmas: Elementary Processes and Phase Transitions
(CRC
Press, 2018)
https://kuline.kulib.kyoto-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB07267104
・一丸節夫，『高密度プラズマの物理
:
金属水素から中性子星・ブラックホールへ』（古田治訳，日本評論社，2020）
https://kuline.kulib.kyoto-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB07712360
・A.L.
Fetter & J.D. Walecka,
『多粒子系の量子論 理論編』 (松原武生，藤井勝彦訳，McGraw-Hill,
1987)
https://kuline.kulib.kyoto-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TW86021155