課題研究Q9について

非線形・非平衡現象の理論

マクロからミクロまで,種々のレベルにおける自然現象を,力学モデルを通して理解しようとする立場は近年益々重要となりつつある。
これは流体やソフトマターのようなマクロな系から量子論的な世界まで及んでいる。この課題研究では,発展方程式の非線形性が
本質的な役割を果たす,波動・分岐・カオス・乱流・相転移などの諸現象から,複雑な物質の非平衡・非線形ダイナミクスなどを
統計力学や数理物理学,計算機シミュレーション等を用いて理解することをテーマとしている。さらに,これらに関連した,例えば
ソフトマター・非平衡ゆらぎ・脳神経ダイナミクスといった現代的な諸問題への理解も深めたい。

【履修要件】
熱力学,統計力学,量子力学の基礎を学んでおくこと。物理数学,数値計算に関しても精通していることが望ましい。

課題研究Q9は、
非線形動力学グループ(佐々、篠本、小林)、
相転移動力学グループ(荒木、北村)、
流体物理学グループ(藤、松本)、
非平衡物理学グループ(武末)によって構成されています。

前期は皆さん輪読などを通じて一緒勉強していただき、後期は希望するグループ(教官)に配属されて研究を進めていただきます。
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